の続き、その2です。
どう言う訳か赤谷鉱山が好きなのです。今回も、2時間程でしたけど、結構楽しめました。と言うものの収穫は、もう一つでしたけど。となれば、どうするか、さらに、小さなを探して楽しむのです。今まで無視と言うか、見捨てていた様な物を。
その一つが、今回も上げた方砒素鉱、いわゆる亜砒酸の結晶。結構、
綺麗な正八面体結晶鉱物です。
そして、方安鉱。この鉱物も、方砒素鉱と同じ
正八面体結晶。
でも、リンク先のサイト Mindat でも、この鉱物、掲載数が少なく、結構稀産鉱物みたいです。その二つが一緒に産する訳ですから、赤谷鉱山も捨てた物でもないですね。その上、自然砒素もある訳ですから。と言う物の、写真に撮れる様な良い物は滅多に見られません。なら、もっと細かい物もあるはずと言うことで、探してみると。
写真の赤丸内、きらきら光っている小さな結晶が方安鉱のようです。実体顕微鏡下では、三角の結晶面が確認できますが、写真では良く分かりません。この程度の物なら、結構あると思います。
そして針状鉱物となると、バレンチン鉱、コカンド石、クレベルスベルグ鉱等が有りますけど、そんなを探す楽しみも。
今回も、こんなのがありましたけど、小さすぎます。以前採った物は。
コカンド石とクレベルスベルグ鉱の可能性もあるかと。どう見ても、バレンチン鉱ではない様です。
そして、今回採った黄色い鉱物は。
アンチモン鉱物かとも思いましたが、以前採った物にこんな物が。
硫黄だと思います。ちょっと残念。
この白い鉱物は、自然砒素も輝安鉱も有りますから、砒素鉱物なのかそれともSb硫酸鉛鉱物なのか迷います。
さっぱり解らない金属鉱物も出てきます。
いやね、愛石家さんが、なんで、そんなに赤谷鉱山に行くのかと尋ねられますから、その答えの魅力を書いてみました。これがバレンチン鉱だと言うのを採りたい。
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