近く博物館で遊んできました。この写真、なかなか面白いでしょう。水晶の巨晶によじ登って、水晶の頭を叩いて居るんですね。僕も一度やってみたい。本の名前も、「楽しい鉱物学」、確かに楽しそう。
昔、京都の湯ノ花温泉近くの国道工事の折、出た石ですけど、それを半分に切って、磨いて持っていきました。一目で桜石と分かりますが、綺麗な桜の花の形はしていません。会長さんと女性店員さんと話してたんです。
店員 「これ、綺麗な花が無い。」
僕 「そうですよ、これが普通の桜石。」
店員 「この石風化していないから、菫青石?」
僕 「いや、白雲母。」
店員 「この本にそう書いてある。」
僕 「説は幾つ有っても良いが、真実はただ一つ。」
店員 「でも・・・・・」
僕 「今は、桜石はインド石の菫青石仮晶と言うことになってます。」
「そして、それが風化して白雲母になっている。でも、風化していない。」
店員 「なら、やっぱり、これは菫青石。」
僕 「絶対に白雲母。」
店員 「貴方、おかしい。」
僕 「おかしいのは、その説。」
「だいたい、桜石は鉱物学的に説出来ない不思議な構造と言われている。」
店員 「でも、本には、透入三連晶と書いてある。」
僕 「それが間違ってるんですよ。」
会長 「なら、どんな説明書き作れば。」
「うちには、大学の偉い先生も来るから。」
僕 「その本の通りで良い。」
「なら、これ見せて、説明して貰ったら、面白いと思うよ。」
「多分説明が出来なくて、怒ると思うな、面白いな。」
「他所の展示と同じ事してたら、何も、ここに来る必要がないでしょう。」
会長 「それは、そうだな。なら、どうすれば?」
僕 「これの写真撮って、付けておいたら。」
と言うことで、写真を撮ってみました。
出来損ないと差別しないで、良く見て下さいね。面白いでしょう。でも、何の化石だろう。
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