花崗岩が風化すると、マサ土と言う風化土壌になるとされています。でも、僕には、マサ土を見ても、風化土壌には見えないのです。少なくとも、花崗岩が単に風化して、カオリン等の熱水で生成する粘土鉱物に変化する事はないはずなのです。
ここは、京都府久美浜町にある採土場です。写真の中央部付近に、熱水性の粘土脈が見られます。
崩れかけていて、綺麗には見えませんが、風化で出来た粘土脈ではなく、熱水である事は分かります。これも、マサ土が風化土壌ではない証拠の一つと思います。
おそらくは、花崗岩マグマの余剰の水の影響だと考えています。そうでなければ、カオリン等の熱水性の粘土鉱物が生成しないからです。
****************************************