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2005年12月18日 数学の世界では、公理があり、それに基づいて、定理が導かれます。しかも、少しの想像も、誤差も許されません。数学の世界には、曖昧なことは、全く許されません。ところが、奇石の世界では、公理、定理が有っても、それを無視し、結果を導き出している事が、良くあります。 長野県上田市産の玄能石 斜方晶系と単斜晶形の結晶と言われる物が、双晶を成している珍しい玄能石。 例えば、玄能石。形は、確かに、結晶のような形をしていますが、全く規則性がありません。その上、成分が、一定では無く、混合物です。数学で言うところの公理、定理では、結晶は規則的な形を成し、その組成も一定である物を指します。明らかに、科学的に、玄能石は鉱物ではありません。しかし、玄能石は、イカ石の方解石仮晶に収束しつつあるのが現状です。 愛知県豊岡市における高師小僧の産状再現標本 長さ1m以上の高師小僧が樹立して、生じている。 高師小僧の場合は、どうでしょう。高師小僧は、葦等の茎に鉄分が付着、濃集した物とされています。この事は、葦が、沼地で、林立して生えていることから、これが、そのまま埋没し、鉄分の濃集が起こったと考えられたのです。しかし、現実には、このように、葦が林立したまま、埋没することは考えられません。植物の化石は、一部を除いて、層理と平行に入っています。小学生でも、植物の化石を採集するときは、層理に沿って割りますから、この事は知っています。 また、鉄分が、粘土中を移動することも、ほとんど無いでしょう。鉄分などが、粘土中を移動しないことは、学の無いとされている百姓でも知っていました。なぜなら、農家は、糞尿を貯蔵するために、穴を掘り、周りに粘土を貼り付け、そこへ入れていたのです。これは、粘土が半透過性の性質を持っていることを、農家ですら、知っていたのです。また、廃棄物捨場には、ゴムシートが、防水のため敷かれていますが、経年変化のため劣化します。ゴムシートが、半透過性の性質を持つ粘土に、取り変わりそうです。 私も、野菜を育てていますから、農業は自然科学に基づいた職業であることは、身をもって理解しております。良い野菜を育てることは、科学者以上に、博学でないと出来ないことです。 京都府加佐郡大江町産 くいちがい石 くいちがい石、えくぼ石の場合は、産状をよく観察して、堆積岩の生成プロセスを、もう一度見直し、その成因を考えました。その結果、断層や褶曲の作用ではなく、堆積岩の収縮による脆弱性に、あることを突き止めました。この事が、こんにゃく石の成因にも、新たなプロセスの提案に繋がりました。 算盤玉石の成因を調べた時は、松脂岩(玻璃質流紋岩?)と言うメッセージを無視しておりました。その時には、大切なメッセージである事を、理解できなかったからなのです。後に、このメッセージが、重要な内容を持っていることに気付きましたが、半年近くの時間を費やしてしまいました。関係の無いと考えられるメッセージでも、無視をしてはいけないという、大事な経験をしました。 奇石というメッセージボックスを開く時、公理、定理という基本を基に、メッセージの一つ一つを積み上げていけば、必ず、解明できると信じております。 しかし、自然は、意地悪です。出来るだけ、生成プロセスの証拠を隠します。完全犯罪を目指しているようにも思えます。しかし、犯罪には、何らかの証拠を残しているものです。それを見付ければ、必ず解明できるはずです。 漫画の世界では、本職の刑事が犯人を見付けられない時に、探偵コナンが証拠を見付け、謎を解いていきます。その結果は、子供のコナンが解いても、誰も信じないので、結局、眠りの毛利探偵が解くと言う話です。奇石の成因解明は、名探偵コナンになったつもりでやりましょう。
by jacktoanne
| 2005-12-18 18:19
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