北陸旅行4日目。珠洲市の玄能石?
珠洲に来た時は、必ず寄るのが、玄能石?の露頭。
凝灰岩質の互層中の粘土質層部分にのみ、玄能石?が入っている。
玄能石は、イカ石の方解石仮晶と言うのが、最有力の常識、定説になっているようだが、僕にとっては、「そんな馬鹿な事」と言う事でしかない。イカ石の結晶は1㎜にも満たない小さい結晶しか見つかっていない。ところが玄能石は、1メートルをも凌駕する大きさの物まである。普遍的な水晶ですら、1メートルの大きさと言えば、凄い事である。これだけ見ても、イカ石仮晶と言う事は、異常である。それでも、真顔で、イカ石仮晶と主張する人達は、何を考えているのかとさえ思える。案の定、学者と言う人を、ここへ連れてきたが、「ふん!」と鼻先であしらわれてしまった。それなら、これを何だか説明してくれれば、僕も納得が行く訳だと、それも無い、と言うか、何も理解すら出来ていないのだろう。と、ド素人の僕は自己満足しているのだ。
僕は、玄能石は「ナマコ化石説」なので、こう言う白鉄鉱化した玄能石が有って言い訳なのだ。第一、玄能石は不定形、その証拠に太型とか細型と言う玄能石が有る。面角一定の法則を満たしていない。こんな鉱物は無いからだ。この露頭は、長野県越戸の玄能石の産状とそっくりなのです。
また、周囲の黄色い部分は、鉄分と海水が反応して、何らかの鉱物が生じているのだろうけど、肉眼では粉末状で結晶は確認できなかった。例えば
曹鉄鉱。
********************************************