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「説は幾つ有っても良いが、真実はただ一つ、この世で不思議なのはお化けと幽霊と学者の説」なんて言っている。が、説は、ただ一つの客観的証拠で簡単に潰せるが、真実を求めるのは非常に難しい。 鉱物才集と言うのは、故益冨壽之助氏の造語、その意味は、石を採ると石は無くなって行くが、「才」つまり、石の持つ情報だけを集めると石は無くならない。でもほとんどの人が、それを実践していない。例え、氏を師と仰ぐ人達もである。 雲根誌21の2021年も過ぎ、雲根誌21と言うウエブサイトも終了したので、これはCD版に再編集して、知り合い・友人に配布して、毎年リニューアルして行く事にした。
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by jacktoanne
| 2023-12-31 23:59
| プロフィール
友達が、ある本に「紅柱石が泥岩に入っていると書かれているが、それはホルンフェルスではないか」との疑問を提示された。この石には、たくさんの疑問があり、定説、常識では、粘板岩系岩が花崗岩等火成岩マグマに焼かれて、紅柱石の結晶が生じるとされている。しかし、常識で考えて、こんな現象は絶対に起こらないだろう。よって、不思議な現象だと言われてはいる。それでも「熱変成作用で生じた結晶」であると信じられている。その根拠は、「そうとしか考えられない」と言うのが客観的証拠のようだ。 さて、この母岩が堆積岩か熱変成岩になるかと言う話に戻る。「粘板岩系岩が花崗岩に焼かれて、紅柱石の結晶が生じた」と言う事であれば、この母岩は熱変成岩のホルンフェルスと言う事になる。ホルンフェルスとは、ネットで検索して頂くことにして、元岩よりも硬く、名の如く「角」の様に硬いのが特徴らしいが、中には泥岩と呼ばれるほど柔らかい物もある。とにかく、堆積岩が熔けてマグマになる前段階の岩石、つまり溶けていない岩石の事を指しているのだろう。そんな個体状態の岩石中で、元岩を押しのけて、結晶が生成する訳が無い (押しのけた様子も無い) のに結晶が生じている事実がある以上、成因説であるだけで、これは真実で無いのだろう。また、「溶けていない」と言うのも真実ではない。だから、不思議な現象と言われるのだろう。 また、この書籍には、紅柱石の結晶図が描かれている。四角柱に、ご丁寧にも底面迄描かれている。こんな図がある以上、誰かが測角されているのだろうか。僕は誰も測角はされていないと思う。何故なら、この石は、不定形だから測角が出来ないから。だから、先ず、これは結晶でない事の客観的証拠になる。 これが紅柱石の断面。曲面で構成される。しかも、こんな良結晶であっても、底面は存在しない。 京都府亀岡市の桜石。どれも、面角一定の法則を満たしていない。 よく、同時に産する物として、桜石がある。これも、紅柱石と同じように、不定形の結晶で、鉱物とは言えない。よって、「これらは鉱物結晶としか考えられないから」と言うのが客観的証拠なのだろう。 とにかく、ホルンフェルスと言うのは、「熱変成作用で、何らかの鉱物が生じている岩石」と言うのが定義ではないだろうか。ただ、構成粒子を押しのけて、鉱物結晶が成長する事は無いので、そこには空間が在ったはずである。それに「熔ける」と言うのも、幾つかの熔け方がある。 今、「神様の悪戯」と言う文章を書こうと思っているのです。神が人類に与えた試験問題集の様なもので、その設問の一つが、この「桜石と紅柱石」なのです。人間が「ああでもない、こうでもない」と、四苦八苦している姿を見て楽しむ神様の姿が・・・・・・・・。 #
by jacktoanne
| 2023-07-30 09:36
難しそうで、やりたくなかった球状花崗岩の成因を友達から頼まれて、始めたら約3年でほぼ完成した。確かに難しかったけど、それは今までの考え方を、180°変える必要があったから。そしたら、石を観る見方が180°変わって簡単に解決。そして今は、蛇紋岩と熱水鉱床にまで進む事が出来ました。 ここの鉱石は、今まで何個かを切断してみましたが、明らかな鉱石生成過程を示す証拠標本は出来ていません。この石であれば、何らかの証拠が掴まるかもしれません。 #
by jacktoanne
| 2023-07-22 00:00
最近、何に凝っているかと言えば、鉱脈の成因を示している標本作り。しかし、そんな物は非常に少なく、例え在ったしても、それをなかなか読み取れないので、なかなか進まない。例えば、それが堆積型で、平行の縞状鉱であっちとしても、それを縦に向けたら、縦縞の熱水鉱脈とも見える。それの見分けも大変。しかも、ほぼ全ての鉱山が閉山して、鉱脈を直接観察する事は叶わず、ズリ等からその破片を集めて、鉱脈全体を再現しようとしてます。僕は明延に住んでいるので、暇があれば見て回れます。何ぜ、産地の真ん中に住んでいる訳ですから。と言う事で、散歩がてら、露頭を見て回ります。 区の道路切り割です。走行傾斜が垂直の様に見えますが、これは雨等水の流痕で、地層とは関係が有りません。ここに細かい鉱染状の鉱脈が数条走っていて、熱水鉱脈の様に見えます。崖の上には、古い坑道跡があるため、立入禁止の鉄条網が張られています。 この崖を左端の方向から見ると、堆積岩の走行傾斜が良く分かります。鉱脈も、この走行傾斜に協調的です。 こんな鉱脈でも、少し掘り込まれています。大した物は出て無い様に見えますが、最近では、こんな所まで掘らないと収穫が無くなって来たようです。 ここでは、こんな物しか採れませんでしたが、それでも露頭から直接掘り取ると言う事は、ズリよりも遥かに楽しい。産状が直接観察出来る上、人為的作用が無く、本当の鉱物だから。ズリなんて人為的な物で、人間の持ち込んだ有機物や化学物質が大なり小なり作用して生成している鉱物も在って、本来の天然の鉱物とは言えない。ズリで生成した二次鉱物は、鉱物に入れないと言う考え方も在るらしい。 ここは、明延の坑道見学の駐車場前の鉱脈露頭。やはり、鉱脈は母岩の走行傾斜に協調的に存在している。しかも、石英の存在も無いみたい。下流にも石英の転石も少ないから、殆ど石英を含んでいない鉱脈の可能性が高い。 所どころに、鉱染状に金属汚染がある。熱水鉱脈の珪化帯だとしても、その様子は見られない、僕には。 明延の鉱床は「ゼノサーマル鉱床」と言われているけど、それ以外にも、結構の量の堆積性の鉱床が存在している可能性が高いと予想して、その証拠標本を探しているです。明延の北端にも南谷鉱床と呼ぶキースラガー鉱床も在るし、南端の金木谷にもキースラガーが在るので、明延の中心地域にも堆積性鉱床が在っても不思議では無いでしょう。他にも、幾つかの疑念のある鉱山が在る。近い所では、生野鉱山や中瀬鉱山にもそうかも知れないし、足尾鉱山なんて、ものすごく怪しい。
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by jacktoanne
| 2023-07-14 00:34
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by jacktoanne
| 2023-07-01 23:33
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