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サセックス祭りも終わって、後片付けをしていたら、こんな物もありました。 これで、滋賀石は京都で4ヶ所目になりました。ただ、全て、山勘定士8級の肉眼勘定ですけどね。 確かに、滋賀石とサセックス石は何処にでも有ると言う説は、当たっているかも知れません。僕の場合は、あくまで、目で見える範囲だけですから、それ以上に細かい物も入れると、その可能性大です。 ところで、僕がサセックス石に、何故こだわっているかと言えば、その成分の硼素の供給源です。昔は、こうした鉱物は、マンガンスカルンと呼ばれる鉱床からのみでした。それで、花崗岩から供給されたと言うのが定説になっていました。しかし、丹波などの花崗岩とは離れた所にある鉱床からも、次々と発見されるようになると、今度は供給源が見当たらずに、硼素は元々鉱床に含まれていたと言うことになってきました。本当は、この定説を立てた学者さんが死んで50年経たないと、覆したらダメなのですが、ここまで証拠が出てきたら、もうダメですね。 僕はマンガンスカルン鉱物が、花崗岩の影響でないとすれば、当然のこと、ただのスカルン鉱床と呼ばれる金属鉱床も、同じように考える方が自然と思いますけどね。もちろん、その証拠も、近いうちに、切断標本で示そうと思います。 僕は、秘密の祭り会場を幾つか持っているのです。その一つが、滋賀県の弥栄鉱山 黒谷鉱床でした。ここで「秘密の長島石祭り」を催していたのですけど、その参加者の二人がひどい男でえらい目に遭いました。 一人は、鑑定を頼んだ男ですが、それを人に聞かれて、「嘘をつくのが嫌だから、全部喋った」と言うのです。これは、全く常識が無いですね。こんな男が教師をしているのですから、日本はダメになって当たり前です。普通は、「人に頼まれた物だから言えない」と言うのが常識でしょう。こんな事が分からなくて、よく教師を出来た物です。 この長島石ですけど、実は新鉱物の可能性が高かったのです。でも、嫌になって、そのままになっています。資料はたくさん持っていますが、もう、世に出す事は無いでしょう。 そして、もう1人のひどい男が、恵光灯列伝に出てきそうな肝っ玉の小さな男で、人の横取りばかりをしているのです。この男は、一緒によく採集に行っていたのですけど、この祭り会場も、手伝って貰おうと連れて行ったのです。そしたら、自分が見つけたと、あちこちに言いふらし、人を連れて採集させたのです。そのために、この産地も荒れはててしまいました。あの状態を、僕が見たら「ショックを受けると思うので、あそこは見ない方が良い」と、忠告してくれる友人まで居る様な状態になってしまいました。 こんな事をしてまで、日本新産鉱物を見つけても、人からは馬鹿にされるだけですけどね。かわいそうな人だと思います。そして、一番かわいそうな物が、ここの鉱物達でしょう。こんな、蔑まれた人間のコレクションになるとは、可哀想でなりません。 現在、催している秘密の祭り会場は幾つか有るのですけど、硼酸祭りの会場が5ヶ所ほど、毒鉄祭りの会場が3ヶ所、洋紅祭りの会場が1ヶ所、コバルト祭りの会場が1ヶ所、蒼鉛祭りの会場が5ヶ所くらいでしょうか。全部、会員制の秘密クラブになっております。 そう言えば、園石祭りの会場の一つが藤井鉱山でしたが、名古屋の同好会に荒らされ採集禁止になったのは、恨み骨髄です。他にないか探していますが、ここに匹敵する様な会場は見つかっていません。山田会場、園会場、法花寺野会場、多賀会場、田口会場、美束会場など、残念ながら全て閉鎖状態です。 そう言えば、アタカマ会場を二ヶ所持ってましたが、もう何年も放ってあったので、明日辺り見て来ようかと思います。
by jacktoanne
| 2013-04-22 22:09
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