どちらも、色は緑色系の鉱物です。上から、アラバンド鉱、下二枚が緑マンガン鉱です。上の緑マンは、ほぼ100%ですから、あまり変色しません。しかし、下の緑マンは、パイロクロアイトを含みますから、黒化が進みやすいです。
この二種の石の違いはと言うと、まず、微妙な色の違い、そして、緑マンは累帯構造の中心にありますが、アラバンド鉱は、直接、菱マンガン鉱に含まれます。
何処が、マンガンだけは難しいのかって? それはですね、この緑色を、どうやって、何時までも楽しめるようにするかって事ですよ。
えっ、アラバンド鉱は黒、金属光沢でしょうって? いえ、「新鮮な物は、緑色透明」なのです。これは、常識ですが、本当でしょうか? ただ、新鮮と言うだけでは、説明が付かないと思います。他に原因があると思います。同じ石の同じ場所に、緑のも、黒いのも付いているんですが。