シカマイアとカメノテ、元々生息している時代が何億年も離れているし、大きさも何十倍から何百倍も違うので、比べるのは、なかなか難しいです。しかも、シカマイアの断面だけしか観ていないし、後は、サイトで見る位でしかないのです。今日も、カメノテを分離して、写真を撮ったり、殻を削って、その断面を調べていました。
カメノテは4種類、それぞれ一対ずつ、計8枚の殻から成っています。そして、さらに細かい小さな殻が沢山あります。これは、また別の機会に。
カメノテの殻を削って、断面を出してみました。
さらに、大きな殻を二枚くっつけてみると、
http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/html/kyo/chisitsu/gifunochigaku/fossils/shikamaia/ こちらにあるシカマイア復元模型と非常に良く似た形となりました。復元模型の形だと、少ししか殻が開かないように思えますが、カメノテなら、蝶番部分が、殻の開いている先端部分ですから、大きく開くことが出来ます。
後は、ヘヤーピンのように、二つ折れになっている殻が見つかれば、ほぼ一致するのですが。
貝類やカメノテなど、生物のことは、全く知りません。殻の構造を薄片を作り顕微鏡で比べたら、分かるものでしょうか。分かるのなら、やってみたいですね。化石にも残っていれば良いのですが。
しかし、客観的証拠というのは、何なのでしょう。まさか、DNAは残っていないだろうし、良く分かりません。でも、大分、シカマイアに近づいたような気がします。