銀黒とは、たいていが輝銀鉱を含んでいるのだと思っていましたが・・・・・。
昨日掲載のこの石ですが、X線撮らなくても、山勘定で、何を含んでいるか判ってしまいました。
銀黒部分の拡大です。白く見える部分が、自然銀の細粒です。まさに、本当の「銀黒」でした。
自然銀は、しばらくすると、黒く変色しますから、ますます銀黒になってしまいます(笑)
しかし、この石なら、変色防止処置出来るかもしれません。そしたら、自然銀とは、こんな物だと、実際に見て貰えるようになると思います。博物館で見る自然銀は、変色して、どれが自然銀か判らなくなっている事が多いのです。
この石、結構有名な産地の物ですけど、良く、今まで、誰にも割られずに残っていた物です。こちらの方が不思議です。別に埋まっていた訳でもないのに。道端にごろっと。
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