以前、地図屋様から教えていただいた「こぶり石」を見に行こうかと、いざ石川県珠洲市へ出発。往く道、恒例の近くにある赤谷鉱山へ。しかし、産地に近づくにつれ、最近の雨で、足羽川は濁流、これでは、鉱山前の川が渡れるか心配になりましたが、ダメ元で鉱山に到着。川は思ったほど増水もなく、何とか渡れました。
そんなにしてまでも、欲しい物なのでしょうか。そう言えば、恵光灯さんは、人を欺しても欲しい物でしたね。自分でも、馬鹿みたいに思います。
今日は、砒素みたい物はたくさんありますが、一つを除いて、全て炭素です、「ヒソ」ではなく「クソ」ですね、これらは。しかも、大きい、最大3㎝の物までも。
結局、努力して、10㎜玉、11㎜玉、13㎜玉の3個のみ、メタ輝安鉱もありませんでした。
ただ、シャープな金平糖だったことは救いですが、ちょっと気落ちしました。ここも、もうダメになったのでしょうか。
仕方ないので、綺麗に咲いていた、ドクダミの写真を。
こんな状態で時間も余りましたから、赤瀬のオパールでも盗りに、いや採りに、いや、写真でも撮ろうかと行くことにしました。
「境内の草木や石をとらないでください」と書いてありますね。一休さん風に、「石はダメだけど、岩は叩いても良い」と勝手に判断して、オパールを盗ってくる人もいるとは聞いてましたが。
確かに、参道には、ちょこちょこ、オパールの入っていない球顆や球状岩は転がっていましたが。まあ、この山は、球顆流紋岩の山ですから。いや、流紋岩質凝灰岩かも。
那谷寺 奥の院 那殿堂です。
さらに上へと登って行くと、再奥の「くもろ岩」に到着。
「心の正しくない者がこの岩をくぐると耳が岩にくっつく」と書いてあります。
確かに、「岩に耳くっつけると、くっつくわ」と言うことで、耳が離れなくなる前に帰ることにしました。
くもろ岩の球顆流紋岩部分、なかなか綺麗です。と思ったけど、苔ではないでしょうね。何しろ、山勘なもので。
さあ、これから、氷見市のひょうたん石を見て、珠洲へ向かいます。
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