こんな綺麗な桜石を、「出来損ないの桜石」なんて言う奴は、やっぱり、何処か、頭が変なのでしょうかね。
それで、入院しているのかもしれませんが。やはり、ダニの神経毒は、強烈みたいです。
と言いつつ、今回は、亀岡湯ノ花の「出来損ないの桜石」です。
こんな出来損ないの桜石でも、良く見ると、ちゃんとトラピッチェ構造をしています。
病院なので、ソフトが使えなくて、ちょっと画像が荒いですけど、やはり、鉱物としては、何処か変でしょう。それに、なんか、周囲に変な物が出てます。
で、他の桜虫も見てみると。
どう見ても、鉱物結晶とは言えない形してます。桜石は、伸縮しているのですね。収縮すると綺麗な桜石になり、つまりトラピッチェ構造になり、伸張すると「出来損ないの桜石」になる訳です。
と、なれば、こんな鉱物結晶は無い訳で、生物としか考えられない訳で、「桜虫の化石」なのです。
桜虫とは、おそらくは、プランクトンではないかと思いますが、まだ良く分かりません。また、トラピッチェ構造とは、6枚の板を組み合わせた歯車の構造で、鉱物結晶とは直接関係がありません。この構造の鉱物として、エメラルドが有名ですが、ルビー、サファイアにもあります。
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