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石を始めた、約10年前、始めて出会ったのがそろばん玉石球顆、これを調べようと思ったけど、そのやり方が判らない。まあ、産地が近かったので、疑問が有れば、直ぐに見られるので、何度も通いました。それで、幾つも球顆、何度も産地を見ると、少しずつ判って来るものです。 ここで、石の調べ方と言うのを勉強しました。平行して、くいちがい石とえくぼ石もやりました。となれば、もっと難しい石に挑戦したくなります。それは、玄能石、これは、僕の一生最後の仕事と思っていたし、一番難しいだろうと考えていた奇石です。やり出すと止まらない。疑問があると、京都から長野まで、何度も走りました。でも、努力すると何とかなるものです。 玄能石はイカ石の方解石仮晶だと、断定的に良く言われます。でも、その根拠を聞くと「そうなっている」と言う返事。で、インターネットで調べてみました。 コトバンクには、こう書かれています。 外観がいわゆる玄能石の方解石仮晶と形態的に酷似する。玄能石の本体は長い間謎(なぞ)であったが、少なくともその一部の原鉱物はイカ石であった可能性がある。[加藤 昭] なんか難解な文章ですけど、否定も肯定もしていない様に読み取れます。加藤 昭氏と言えば鉱物界の大御所、こんな方でも、玄能石は方解石の仮晶であると断定されていないのです。「それなのにね」、と言うことで、玄能石の話は終わり。 ![]() この中に、幾つの玄能石があるか判りますか? ![]() これは、露頭にある玄能石です。どれが玄能石か判りますでしょうか? これが判らないと、玄能石を採ることも、調べることも出来ません。これが出来てから、次の段階に進みましょうね。 ああ、参考にまで、玄能石に酷似していると言うイカ石の写真はこちらにあります。 前回のこの写真です。 ![]() タマネギ状風化と言われている石です。でも、僕は、風化では、こんな事は起こらないと思っているのです。で、これが「風化で生じた」と言う人に「その証拠は、根拠は」と聞きました。その方の言われるには、「気温の温度差で」と言うことでした。昼と晩、それとも夏と冬、こんな温度差で割れる石は無いでしょう。第一、土に埋まっている。土中の温度差は小さいです。一歩譲って、気温差で割れたとしましょう。そしたら、そこら中の転石、全部「タマネギ状風化」していないと説明が付きません。と言うことで、これが出来るのには、もっと、大きな温度差が居るのです。つまり、溶岩が冷えた時です。で、「タマネギ状摂理」が、僕の考え方です。 僕の石に対する考え方を、少しだけ書きました。このような見方で石を見て行くと、幾つでも、疑問が湧いてくるのです。菊花石の場合は、高校生の時に、既に鉱物ではないと言う考え方は持ってました。それ位、鉱物としての違和感はありましたから。 *********************************************
by jacktoanne
| 2014-11-23 21:54
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