なんか、愛石家気取りになってます。今年最後の採集も、ピアス用バラ輝石採り。でも、まだ完全には愛石家に成り切れていないので、こんな石ばかりに目が行ってます。
でも、気を取り直して、一生懸命バラ輝石採り。
こんな大きな人頭大の石を見付けて、良いピアス幾つ作れるかなんて考えて、一生懸命山から担ぎ降ろして、今日、二つに切り分けました。でも、やっぱり、鉱脈標本になってしまう、この切り方。このままの方が、ピアスよりも値打ちが有るみたいです。
半分、和束の友達の所に展示しようかと考えています。その方が、皆に見て貰えて、何かの役に立つかなと思います。次の写真は、ピアスに出来そうな綺麗なバラ輝石の部分です。
他にも小さなのがあったので、こちらをピアスと勾玉にでもしてみようかと思ってます。
山で見る時は、ものすごく綺麗な色に見えるのですけど、持ち帰り切ってみると、何にかマンガン特有の、少しくすんだ色になってしまいます。なら、田口鉱山のなら、もっと綺麗かなと思って、切ってみました。
ちょっと、ピアスにするには粗いような、それにパイロクロアを含んでいて、黒くなりそうな予感が。
やっぱり、バラ輝石は、宝石にはなり難そうですね。大きめのピアスか、ペンダントトップなら向くかも知れませんが。こうしてみると、どうしても、翡翠には敵わない様です。
なら、「桃簾石なら」と思い、これを切ってみました。
この石も、マンガンの発色ですから、どうしても、くすんだ色になってしまうようです。それに、罅も多く、細かい作業には不向きの様です。
こちらの桃簾石も、色も薄く、結晶も粗いので、小さな細工物には向いていない様です。
やっぱり、国産で、宝飾品として、世界的に通用するのは、珊瑚位でしょうか。翡翠も、国内では糸魚川ですが、世界ではとなると、やはりミャンマーです。
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、すごい翡翠や翡翠の採掘現場の写真などがありました。****************************************