寒いのに、股下位まで海水に浸かって探した珪化木。僕の、一番のお気に入りがこれ。名付けて銘「立山」。僕は、なかなか良いと思うのだけど。
でも、師匠が良いと言ってくれたのはこれ。
模様が良いと言うことだけど、まあ、好き嫌いがあるからね。何か、木々の上から月が出ている感じすると言われた。
変わってはいるけど、良いのか悪いのか、全く分からない。
これは、黄鉄鉱が縦縞に入っている物。これだけ綺麗な黄鉄鉱の入った物は、本当に少ない。
黄鉄鉱と言えば、「能登銀石」。硫化瑪瑙と聞いていたので、流紋岩系の石かと思っていたら、どうも違うみたい。堆積岩の中に入っている模様。今回拾ったのは、本来の産地ではなく、誰かが質が悪いと離れた所に捨てた物らしい。
この三点は、磨く程も無いと捨てられた質の悪い物のようです。でも、僕には、成因追求の良い材料です。でも、やはり質の良い物はどの様な物か知りたくなります。
続く
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