ライム病なんて、変な病気を患ってからは、歩くのがおっくうで、車横付けの産地ばかり回っている。
今日も、この間の続きで、鉄探しに出ました。この間は銅鉱山の近くで探したために、硫化鉱物が多く、これでは鉄は硫化されて、鉄で居られなくなると言うことに気が付いたのです。どっちみち苦鉄質岩ですから、鉄は多いはずで、その環境さえ整えば生成するだろうとの推測です。入っていそうな石を、この前の経験で、一個だけではなく、色々な場所で10個ほど確保してきました。また、切って確かめます。
ちょっと時間が残ったので、斜灰簾石岩でも採って行こうかと思い、谷を降りてみましたが、大雨で石が流されたようで、たった一つだけ。それも、角閃石の多いのが、これだと斜灰簾石角閃岩だわ、と言うことで、さらに下流まで行きましたが転がってない。あれだけたくさんあったのに、もう、ここも、だめになってしまった様です。何処の産地も、どんどん採れなくなってしまいます。でも、人の入った様子は無いので、荒らしたのは僕だけ、あとは自然が流し去ったのでしょう。と言うことで、念入りに探して、何とか、数個確保。
白い部分は斜灰簾石、黒い部分は角閃石。
そう言えば、鬼の岩屋には、磁鉄鉱、つまり砂鉄が産すると有ったので、ひょっとしたら鉄を含んでいるかも知れないと思い行ってみました。鬼の岩屋の入り口に到着。道標には、ここから500Mと書いてある。今日はあまり歩いてないから、何とかなるかなと行くことに決断。そしたら、だんだんと下りになってくる。しかも、急な階段道。こりゃ、帰りが大変だなと思いつつ、何とか到着。
こう言う場所ではハンマーを振る訳には行かないので、持ってみましたが、もう一つ、気が乗りませんでしたので、お持ち帰りなし。むしろ、この洞窟の成因の方が気になりました。でも、ここから見る景色は良かった。
景色は綺麗だけど、帰りは地獄。
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