僕が保存しようとしている正垣百貨店の家屋。つちや学生服の看板も腐ってきて、痛みが激しくなってきた。もう、私個人の力では、どうにもならない状態になってしまいました。このままでは、解体するしかないでしょうね。
ところが、何年か前の台風で、大屋根が飛んでしまって、地元の業者〇〇住建に修理を頼んだのです。この時は、既に、空き家になっていたと言います。明延は豪雪地帯なので、雪止めが3本入っていたが、それが、1本に省略されている。しかも、屋根端が波打っているのが分かるでしょう。完全な手抜き工事です。
この家は、元々が板葺き屋根だったのです。その上に張られていたトタンが吹き飛んだのです。どう見ても、トタンが短過ぎです。これでは、板葺き屋根に水が入ります。また、トイの位置が出過ぎています。豪雪地帯ですから、雪が落ちてくるので、できるだけ、引っ込めて取り付けます。しかも、雪止めが外されていますから、落ちる雪の量が多くなります。ですから、外れかけていたトイも、去年の雪で外れ落ちてしまいました。
その上にです、トイに入らない水が滝の様に下のトタン屋根を叩き、下のトタンが浮き上がってしまいました。その上、雪止めが減らされたので、落ちてくる雪の量も大きくなり、トタンを大きく叩きました。
そのため、途端を止めている傘釘は緩んだり、抜けたりしてます。
トタンのつなぎ目も浮いています。ここから、滝の様に落ちてくる雨が入り込み、下の部屋の雨漏りを起こしているのです。
雪止めが省かれたために、雪の大きな塊りが落ちて、下の屋根を直撃、壊れてしまいました。
雨漏りで、寝室の天井が落ちました。
洗い桶は、僕が置きました。既に床が腐ってます。箱類は、私が整理しています。
台所の天井も雨漏りで、こんな状態です。
僕が、雨漏りの場所に衣装ケースを置きましたが、既に床が腐ってます。
こんな仕事をする地元業者〇〇住建に弁償させたい所ですが、持ち主も、空き家にして放置していたので、管理責任を全うしておらず、時効も成立していると考えてます。しかし、手抜き工事をした、この地元の業者は、絶対に許すことは無いでしょう。
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