2006年10月9日に採ってきた山サンゴ(ヤマサンゴ)です。
山サンゴは、下部に少しだけ付いている程度ですが、その産状を表す標本として採ってきました。落ちていたものですから、路頭にどの様に付いていたかは、はっきりしませんが、おそらく、写真のようであったと思われます。
これを見て、その成因を考えるわけです。山にサンゴがあるわけがありませんから、化石と言うことは、全く、考えられません。そうすると、生物的に出来た(バイオミネラリゼーション)、化学的、物理的に出来たかのどれかです。少なくとも、鍾乳洞の成因とは違います。
私は、化学的、物理的に出来たと考えたいのです。なぜなら、多くの奇石を化石にしてきたからです。せめて、一つくらいは、生物名の付いた物を鉱物にしたいのです。
しかし、真実は、一つです。と言うわけで、今日考え付いた成因説を、現地で確認する必要が出てきました。まだ、露頭が残っていれば良いのですが。