このデジタル博物館は、ほぼ2年間の短い期間で、集めた物を展示しています。それで、決して、良い物はございません。貧乏な私が、今から、他の博物館の様に、立派な標本を集めることは、絶対に不可能なことです。そこで、何かの意味を持った石ばかりを展示しようとしています。
私が、40年ほど前に訪れたときには、いくらでも有った物が、今行くと、ほとんど採れなくなっている産地が多いのです。採れなくなった物は、きれいな物、大きな物、珍しい物なのですが、それでも、そうした中に、見捨てられた石、見向きもされない石が、たくさん有るのです。私は、そうした物を拾って、集めているのです。しかし、こうした石も、徐々に無くなっていくことでしょう。
ということで、まず、玄能石の展示を始めました。展示標本も、たいていが、露頭の下に落ちていた物が多いのです。その中には、誰かが、一度手にされ、放された物もあるでしょう。しかし、そのような物であっても、私には、重要な物なのです。
この玄能石も、露頭から突き出していた物で、労をせずに採りました。
雲根誌21 奇石博物館は
こちらからお入り下さい。ただ、今現在、ほとんどが工事中です。がんばって、展示をしていきますので、よろしくお願い致します。
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