雲根誌21に、根尾菊花石の花弁の構造と形態と言うタイトルで、UPしました。
おそらく、菊花石の花弁を、ここまで、詳細に調べた本や論文は知りませんので、ほとんど、未知の世界でしょう。一度、見ていただくと、本当に、菊花石が化石であるのではないかと、考えて頂けるものと信じています。
花弁の先の内部構造です。このような物は、数が少ないのですが、綺麗に保存されています。収縮した時には、この構造は見えないのですが、伸張すると膨張して、このような構造が現れる物と思われます。動物であれば、肛門、口腔に当たる物でしょう。雲根誌21には、このような写真が集められています。
ところで、このような写真は、石博翁さんが、長年にわたり、探石、研磨して、それを写真にして保存されて居たために、まとめることが可能になったのです。もし、私が、根尾で探石して、原石のまま、観察しても、10年経っても、決して、これだけの観察は不可能だったでしょう。
ほんの半年余りで、ここまで漕ぎ着けられたのも、本当に石博翁さんをはじめ、協力して頂いた方々のお陰です。
まあ、去年は、石博翁さんと、ああでも無い、こうでも無いと、論争してきました。そして、今は、
BBSで、インターネット論争しています。皆様も、私たちがUPしている以上の物を、お持ちのことでしょう。是非、BBSにUPして頂き、論争に参加して頂きたいと思っています。