1月7日に、訪れた小屋の空晶石と桜石の標本が整理できましたので、その結果を
雲根誌21にUPしました。
これは、空晶石の断面ですが、鉱物としては、少し疑問を持ちました。詳しいことは、雲根誌21に書きましたから、読んでみて下さい。
故益富寿之助氏も、不思議な鉱物と疑問を持っておられた石です。私の説のように、化石であれば、様々な疑問は解決しそうです。しかし、このような生物を特定することは、今のところ、非常に難しいのが現状です。
玄能石の場合、ナマコ化石と推定し、その証拠を捜していたのですが、まず、宮城県で棘皮動物特有の覆瓦状組織を発見し、さらに、越戸で、ナマコの真皮に当たる部分の化石を発見し、玄能石=ナマコ化石という事が証明できたと信じています。
と言うことで、必ず、その証拠はある物と信じていますが、熱変成を受けているため、なかなか難しいのが現状です。