2005年6月15日 鳥取、岡山採集旅行2日目
伊茂岡鉱山
この鉱山は、奥津温泉の近くにあり、ビスマス鉱物 ウイチヘン鉱が出ることで有名です。しかし、今回訪れてみると、ウイチヘン鉱が入っている鉱石がほとんどありません。しかも、地主の方が山林を手入れされており、とても掘り返せるような状態ではありませんでした。
母岩中に、ときたま銀色の鉱物が入っていますが、これは赤鉄鉱(鏡鉄鉱)ですから、あまり喜べません。
扇平鉱山
この鉱山は、レグランド石などの珍しい鉱物の産出で知られています。しかし、最近は滅多に採れないようです。前回の訪問時に、大きい鉱石を掘り出したので、2匹目の泥鰌を狙ってやってきました。でも、今回は泥鰌はいませんでした。しかし、ここでも、またまた青緑色の二次鉱物を見付けてしまいました。
大佐山のジルコン
おそらく、日本で一番美しい、ピンクのジルコンが採れます。バケツで一杯位の土を持ち帰って、家でパンニングしました。その結果が写真の成果です。大きさは、一番大きいので、3mm位です。
河本ダム
ここでは、青緑色のチロル銅鉱が見つかっています。捜しましたが、見つかりませんでした。しかし、またまた水色の二次鉱物がありました。
小泉鉱山
この鉱山には、広いズリがありますが、ほとんど鉱石らしき物が含まれていません。鉱滓がたくさん落ちており、これには二次鉱物がたくさん生成しております。しかし、これらは、珍しい物であっても、鉱物とは認められておりません。道から下の沢筋は、鉱脈の延長らしく、所々に鉱染が認められました。