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2005年10月31日 奈良から、京丹後へ帰ります。帰り道、何処へ寄ろうかと考えたのですが、足を怪我しているので、結局、いつもの通り富国鉱山になりました。 ビスマス鉱物の入っている石英も少なく、それに、そろそろ飽き気味です。結構、スコロド石がありますので、カニュク石を捜しました。 カニュク石は、成分がスコロド石と似ていますが、色はカナリア黄です。カニュク石の生成には、特殊な環境が必要なみたいで、スコロド石のように多くありません。日本では、山梨県鈴庫鉱山が有名です。 ![]() 標本の横幅 5.5cm 今まで、幾つか採りましたが、滅多にありません。鈴庫鉱山と較べて、量、質とも劣るようです。 鉱物採集を終えて、更に上流へ行きます。この付近には、たくさんの坑道があって、古くより採掘されていたようです。道の両側に、坑道跡や鉱脈の露頭が散在します。一部には、カラミもあります。1つ1つ確認していくと、ちょっと、気になることが出てきました。 それは、「グライゼン」です。グライゼンとは、母岩が鉱脈の作用により、変質した岩石のことです。富国鉱山でも、母岩の閃緑花崗岩がグライゼン化しているとされています。しかし、よく見てみると、グライゼンと言うよりも、鉱脈の一部のようです。 ![]() 一般に「グライゼン」と呼ばれている物の中には、変質とは違う成因の物があるようです。今までの、浅い経験から見て、どうも、「グライゼン」という物を見た事が、無い様な気がしてきました。再検討が必要です。 今日の富国鉱山では、久しぶりに「鉱物才集」が出来ました。 ▲
by jacktoanne
| 2005-10-31 20:05
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2005年10月29日 娘が、メキシコ観光に出掛け、カンクンでハリケーン ウィルマに遭遇、避難生活で帰国できなくなっていた。本日、予定より、1週間遅れで、帰国でき、中部空港へ迎えに行った。 時間の都合で、通り道の藤井鉱山、師崎の玄能石などは、行く事ができず通過、せっかくの遠出なのに残念でした。 2005年10月30日 奈良へ移動。法花寺野鉱山、園鉱山へ。 奈良から、法花寺野鉱山へ。採石を再開していたものの、マンガンはありませんでした。この採石場は、鉱物採集者には、好意的でした。しかし、柵やフェンスで全て囲まれ、立ち入り禁止の看板、鉱物採集には、だんだん厳しくなってきました。今後、マンガンの有る所は掘らないと言うことでしたので、過去の産地入りです。また、ひょっとして、鉱脈下部を採掘することがあるかも知れません。皆さんも、時々、確認しましょう。 次に園鉱山へ。前回、園石の小さな物を採ったので、更に良い標本探しです。あちこちを探してみたのですが、今回は、残念ながら有りませんでした。 ここは、園石の原産地です。訪れる人も多いのでしょう。所々掘り返されていますが、低品位なズリで、園石はないようです。今後、園石を手にするためには、努力が必要です。この付近には、同じ様な鉱床が所々にあり、そこからも出る可能性るので、探してみると面白いかも知れません。 ▲
by jacktoanne
| 2005-10-30 17:30
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2005年10月23日 この間、採ってきた兵庫県の饅頭石の整理をしました。すると、その成因を示す物がたくさん出てきました。 ![]() ![]() これを見ますと、饅頭石の部分は、明らかに、礫が排除されています。これは、何かを核として、アルミナが濃集したというプロセスは、完全に否定されます。と言うことは、この凝灰岩が堆積した当時、既に存在した証拠です。 私は、今まで、饅頭石が化石であると考え、その証拠を探してきました。幾つかの証拠はありましたが、ここで、確実にそれを肯定する証拠を得ました。また、その生物は形態から観て、おそらく「ナマコ」ではないかと考えておりました。それが、餡の形から、肯定されそうです。 更に、もっと、確実な客観的証拠を見付けなければ、確実になりません。饅頭石は、日本各地に出る可能性があります。凝灰岩のあるところには、産出する可能性が高いです。宮城県松島に行ったときも、探すと出てきました。鳴子温泉郷にも、それと思われる物がありました。観光に行ったついでに探しただけで、有るのです。きっと、各地にたくさん在ると思われます。皆さんも、探してみてください。 詳しいことは、雲根誌21に掲載しました。 ▲
by jacktoanne
| 2005-10-23 08:50
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最近は、磯砂鉱山の前で、登窯を作っていますので、休憩がてら、希元素鉱物探しをしています。そのため、家の中が、放射能汚染されてきました。 今日は、福知山への用事で、加悦の岩海 大江山ニッケル鉱山 富国鉱山を見てきました。 大江山ニッケル鉱山 ![]() 大江山超塩基性岩体(蛇紋岩と橄欖岩)の風化残留鉱床のニッケル鉱床です。珍しい石を求めても見てください。 この鉱床は、蛇紋岩や橄欖岩の風化分解によって、ニッケル品位が富化されたものと考えられています。であるならば、こうした鉱床は、蛇紋岩があれば、全国どこにでも出来るはずの鉱床です。しかし、こうした鉱床は、比較的珍しいのです。とすれば、なぜ、大江山の、ここにだけしか、発達しないのでしょうか。 この理由は、2つ考えられると思います。1つは、付近の岩石の含有ニッケル濃度が高いこと。もう一つが、風化残留鉱床のニッケル鉱床ではないことです。 写真は、蛇紋岩の割れ目に、ニッケルが浸み込んでいる物です。こうしたことから、私は、後者ではないかと思っている訳です。もし、前者であれば、蛇紋岩中に、ニッケル鉱物が多量に含まれていることになります。今回、磁石で磁気を調べて回りましたが、他所と較べて、大きな相違はありませんでした。時間を掛けて、探索すれば、何か面白い物が出てくるかも知れません。 加悦の岩海 ![]() 大江山周辺には、あちこちに、小規模な岩海が存在しています。加悦の赤石岳林道には、大きな岩海が、幾つかありますが、去年の台風23号で、土石流や崩落が各所で起きています。今日は、その土石流の現場を見てきました。 岩海の成因については、谷間にある、岩と岩の間の土が流れ去った物という、簡単な説明がされているようです。しかし、どうして岩と岩の間に、土が出来るかと言うことが、問題なのです。写真は、崩落した岩石や土が堆積したところです。こうしたところで、土が流れ去れば、確かに岩海が出来ます。しかし、加悦の岩海は、これとは違うようです。むしろ、橄欖岩が蛇紋岩に変わっていく過程にあるようです。大江山ニッケル鉱床の出来方とも、なにか関連があるのでしょう。ついでに、γ線量を計ってみましたが、0.03μSv/hで、花崗岩地域の約半分でした。 富国鉱山 ![]() 福知山へ行くときは、必ずと言っても良いほど寄ってみます。今回は、大雨の後ではなかったので、崩落が起きて居らず、たいした収穫はありませんでした。持ち帰った石を割れば、多少のビスマス鉱物は出てくるでしょう。 そこで、周囲にたくさんある鉱脈の写真を撮りました。この鉱脈は、銅を目的としたもので、この鉱山で最大の鉱床だったのでしよう。前に鳥居が立ててあります。鉱脈の周囲には、ヤケが発達しています。中心部は採掘されてありませんが、周囲の低品位の部分は残っております。こうした鉱脈が、直接見られると言うことは、貴重な存在です。 ここても、γ線量を計ってみましたが、0.06μSv/hで、花崗岩地域と、ほぼ同等でした。ところが、1つの坑道では、0.25μSv/hを示すところがあり、鉱脈の生成に、何か関連しているのでしょう。 ▲
by jacktoanne
| 2005-10-21 22:14
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饅頭石の成因については、凝灰岩層中の軽石質火山噴出物を核として、地下水の循環によって、アルミナが濃集したと考えられているようです。ところが、幾つかの産地を観察すると、色々な疑問を持つことになりました。詳しいことは、雲根誌21を見て下さい。 ![]() この写真は、鳥取県の饅頭石です。これを観てから、饅頭石は化石であるとの確証を深めました。 饅頭石誕生の想像 火山の周辺の浅い海に、たくさんのナマコが棲息していました。ある日、火山が爆発を起こし、その火山噴出物が海にも押し寄せました。ナマコは、土石流に押し流され、埋没しますが、ナマコは身を守るために、キャッチ結合組織で、丸く堅くなります。おそらく、そのままの状態が長く続いたでしょう。ナマコが死に、体腔内にアルミナが侵入、ナマコの持つマンガンで汚染されます。その後、ナマコ本体も腐敗消滅し、その空洞にアルミナが侵入して、饅頭石が完成します。 ナマコは、多数の種類がいます。おそらく、饅頭石を作ったナマコは、火山島周辺に住む種類ではないかと思っています。 化石説は、饅頭石含有層が海成層であれば問題がないのですが、これら地層が陸上での生成であれば、一から考え直さなければなりません。しかし、海進が有ったと思われる地域でもあるので、今後の検討課題です。 どちらにしても、確たる証拠がないので、どの説(私の説を含めて)においても、「であろう」という段階です。なにか、客観的証拠が欲しいところです。 ▲
by jacktoanne
| 2005-10-20 01:20
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昨日は、京都府梅谷鉱山の、海百合と紡錘虫の化石の写真をUPしました。 古い話ですが、学校で、石灰岩は有機岩であると習いました。また、高校入試の模擬テストでも、出題されていた記憶があります。もちろん、正解は、石灰岩は有機岩でした。 ![]() この写真は、岩手県 夏油温泉の石灰華です。このような石灰華は、日本中に、たくさん有ります。つまり、地球内部から、温泉水と共に、炭酸カルシウムが放出された物です。また、二酸化炭素が放出され、海水中のカルシウムと結合して、炭酸カルシウムになることもあります。これらは、完全に無機的な生成です。 白亜紀の白亜とは、白い石灰岩のことで、地球内部から放出された二酸化炭素と、海水中のカルシウムが結合した石灰岩と言われています。 ですから、石灰岩=有機岩と言うことは、間違っています。正確には、「有機的に出来た石灰岩もある」というべきでしよう。 有機岩には、他にチャートがあります。これは、放散虫という小動物の珪酸分が、堆積して生成した有機岩とされています。 しかし、珪酸も、地球内部から温泉水と共に放出し、硅華を作っています。石灰岩同様に、チャート=有機岩というのも、間違いではないでしょうか。 ▲
by jacktoanne
| 2005-10-09 23:25
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雲根誌21に、京都府梅谷鉱山をUPしました。この鉱山には、たいした物はありませんが、色々な物を見せてくれる、面白い鉱山です。 例えば、スカルン(接触交代)鉱床の出来方や、二次鉱物の成因等を提示してくれました。 ![]() 写真は、この鉱山で産する海百合と紡錘虫の化石です。左側の褐色の部分は、鉱脈で、磁硫鉄鉱等から成っています。つまり、鉱脈と接触しています。 こうした標本から、スカルン鉱床の出来方を考えてみました。どうしても、定説のような出来方にならないのです。つまり、第一に接触していないことです。近くに、火成岩も見られません。鉱脈と隣り合わせて、石灰岩から海百合と紡錘虫の化石が出てきますから、熱変成は、ほとんど受けておりません。これらから考えて、遠く離れた火成岩から、金属元素などが供給されたという形跡が見られないのです。詳しいことは、雲根誌21 梅谷鉱山のスカルン鉱床とスカルン鉱床の成因に、掲載しております。 また、二次鉱物では、異極鉱が比較的目に付きますが、銅その他の二次鉱物は殆どありません。つまり、異極鉱は、鉱液から、直接析出したのではないかと考えられるのです。 異極鉱=二次鉱物、孔雀石=二次鉱物というのは、少しおかしいのです。もちろん、二次鉱物の異極鉱、孔雀石もあります。そして、一次鉱物の異極鉱、孔雀石も有っても良いのではないでしょうか。 ▲
by jacktoanne
| 2005-10-08 22:54
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鉱物才集を初めて、1年と半、私のHPも大分充実してきました。その間に、皆様から、色々なご意見も頂きました。 例えば、白鉄鉱の保存法。白鉄鉱は、水分と酸素により分解するとの常識、または定説がありました。しかし、私は、それに囚われず、一から考え直しました。水分よりも、乾燥が分解を早めるのではないかと考えたのです。こうした考え方に達したのは、白鉄鉱の産状を、もう一度見直したからです。 自然の中では、長期間に渡って存在していました。それが、家に持ち帰ると、急速に崩壊を始めたのです。こんな、たわいもないことから、保存方法を考え付いたのです。ここで、定説、常識に囚われていたら、こんな事は、考え付かないでしょう。更に、乾燥させるか、酸素の遮断を考えた事でしょう。 今日は、冷蔵庫で保存している、白鉄鉱化した玄能石を、取り出し確認してみましたが、今のところ変化はありませんでした。 他にも、玄能石。これは、ほぼ、イカ石の方解石仮晶に収束しつつありました。私が研究を始めたときは、どんな鉱物の方解石仮晶かと言うことに、重点を置いていました。しかし、現地で産状を確認すると、様々な鉱物でない証拠が出てきます。さらには、生物化石であるという証拠が、次々と出てくるのです。 論文を検証してみますと、こうした証拠は、鉱物説に導くように解釈したり、無視して、何らかの鉱物に収束させようと、されているように見受けます。 日光寺峠の算盤玉石の場合でも、流紋岩に含まれていることは、常識です。私が、この研究を始めたとき、そばに松脂岩がありました。しかし、これが、なぜ、こんな所にあるのか、全く見当が付きませんでした。それで、無視を決め込み、研究を進めました。しかし、この松脂岩が、大きな成因要素だったのです。つまり、松脂岩に取り込まれた流紋岩が、球顆に成長し、その中心に算盤玉石が生成していたのです。 こうした経験により、色々の現象は、何らかの関係がある物と考えるようになったのです。これからは、こうした物を無視しないで、研究を進める必要があります。 饅頭石が化石ではないかと書くと、色々なご意見を頂きました。「あれは化石ではない」とのコメントを幾つか頂きました。そこで、「その根拠は?」とお訪ねすると、返事はありません。どうも、饅頭石の出る層は、火山噴出物の堆積層である。そして、堆積層というのは、陸上であるというのが根拠のようです。確かに、これは、定説であり常識で、ごもっともです。しかし、こうした層が、海に達していたら、海棲生物の化石である可能性もあるわけです。 私が、見る限り、饅頭石は動物化石でなければ、説明の付かない根拠を、幾つか見付けています。 ただ、単に火砕流堆積物、または、スコリア堆積層(火山噴出物)だから、化石は含まないという常識、定説に囚われていたら、新しい考え方が、全く出来ないのではと思うのです。 鉱物才集とは、まず、常識と定説を捨て、ゼロからスタートすることです。すると、色々な物が見えてきます。 ▲
by jacktoanne
| 2005-10-08 00:07
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今日は、小雨の天気予報です。そこで、登窯作りは諦めて、友人と沸石探しに出かけます。竹野鉱山で、落ち合い、取りあえず、そこで銀黒鉱探しです。もう、ここでは、良い物はほとんど無いようです。 次は、モルデン沸石を探しに行きます。転石の中に、白い斑点のある流紋岩があり、その中に、脱脂綿を放射状にしたような結晶をして入っていました。私のカメラ、今入院中ですから、治れば、UPします。これだけを採りに来ると、いうような物ではありませんが。 私の興味は、モルデン沸石よりも、球顆流紋岩の方にありました。やはり、日光寺峠と同じく、ここの流紋岩にも、算盤玉型をした気泡が発達しています。算盤玉石の成因を研究する上で、非常に参考になりそうです。 今日は、時々雨の降る天気です。後は、採集は諦めて、竹野海岸の景色を楽しみ行きました。しかし、どうしても、石の方に目が行きます。断層が走っている。斜交層理がある。流紋岩の岩脈がある・・・・・。そして、帰りにコウノトリ郷公園を見て帰りました。 ▲
by jacktoanne
| 2005-10-04 21:35
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兵庫県玄武洞の前に、玄武洞ミュージアムがあります。ここには、綺麗な結晶鉱物共に、ブラジルセアラ州産の魚のノジュールがありました。私は、全ての化石は、魚の化石、貝の化石、木の葉の化石等と分類しているくらい、化石音痴です。しかし、ノジュールと聞けば、それはそれ、大いに興味を持ちます。 ![]() ![]() これらのノジュールは、標本的価値を上げるため、ある程度整形されているようです。しかし、よく見ると、アンモナイトのノジュールと一緒で、魚が中心になく、魚を核として、何かが濃集沈析したような形跡はありません。 そこで考え付いたのが、「肺魚」です。乾期になって、水が無くなると、泥の中に潜り込み、粘液に包まれて、冬眠のような仮死状態になって、次の雨期を待つのだそうです。 もし、ここで、雨期にならず、そのまま、岩石になってしまったら、このような物が出来るのではないかと考えたのです。 日干し煉瓦の家があります。何年も経って、雨に日干し煉瓦が溶けると、中から生きた肺魚が出てくることがあるそうです。肺魚は、結構生命力が強そうです。 ▲
by jacktoanne
| 2005-10-03 22:34
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