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岐阜県本巣市根尾 初鹿谷 初鹿谷の菊花石は、1941年(昭和16年)に、文部省指定の「天然記念物」に、1952年(昭和27年)に、「特別天然記念物」に指定されました。一応、私のHP雲根誌21にも掲載しています。 私は、菊花石は化石との説ですから、どうしても、産地が観たくて、地元の方を煩わせて案内して頂きました。 ![]() 以前は、削岩機やダイナマイトまでも使用して、盗掘したと言います。ただ、天然記念物指定地域が、あやふやで、しかも、歩いて1時間も掛かる急な山奥ですから、保存対策も難解な問題です。まあ、広い範囲にありますから、人力で掘るくらいなら、大して脅威にはならないのかも知れません。写真は、盗掘跡です。 ![]() 菊花石の現状はこのくらいにして、菊花石の産状です。 ![]() 菊花石は、こうした「ひ」から産出する物が、非常に綺麗な物です。「ひ」は、輝緑凝灰岩の薄い層で、膨縮が激しく、肥厚した部分に菊花石が来るようです。また、母岩中にも含まれていましたが、方解石が溶け出してしまっています。転石から推測すると、菊花石は、質さえ問わなければ、堆積層全体に、大なり小なり含まれているようです。 現地を踏んで、産状を観ると、今までの論文などで読み知った知識と、随分違います。もう、少し、広い範囲を歩く必要がありそうです。 根尾と言えば,根尾谷断層です。帰りは、断層の見学です。 ![]() ▲
by jacktoanne
| 2006-04-30 10:11
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今日も、昨日に引き続き、鈴鹿です。昨日の砂山へ、再び、見落としがないか、再度訪れました。同じ所へ、2度来ると、さすがに目も慣れて、蛍石が良く目に付くようになります。思っても居なかった母岩付きもあり、結構楽しめました。自宅から、1時間そこそこで、こんな産地があったとは、驚きです。暇なときは、時々来ることにします。しかし、山蛭が居ると、堪りませんが。 次は、宮妻渓(水沢)のトパーズとガドリン石です。 ![]() 私はと言うと、ただ観ているだけですから、「何が目的?」と聞かれます。「リチウム」と答えると、一人の人が、わざわざ、増富雲母を持って上がってきてくれました。皆さんの採集品ですが、結構立派なトパーズも採れたようです。 早々に、ここは引き揚げることにして、ガドリン石のマメドチ谷へ行きます。谷には、結構ペグマタイトの転石が目に付きます。しかし、私は、ホルンフェルスの方に目が行きました。結構、面白い物があるようなので、桜石の成因の解るような石を捜します。やはり、化石ではないかと思われる物が出てきまして、夢中になり、ガドリン石のことは忘れてしまいました。帰ってから、整理して、結果は、いずれUPしたいと思います。 ![]() 私は、玄能石、菊花石、ノジュールなど、鉱物と思われてきた物を、全て化石であるという説を上げてきましたし、その証拠も探し出してきました。今、ここで、またまた、桜石を化石だというと、鉱物ファンの方から怒られそうです。友人からも、「桜石だけは、鉱物にして置いて欲しい」なんて言う声も出てきました。果たして、どうなるのでしょうか? ▲
by jacktoanne
| 2006-04-29 08:41
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三重県いなべ市大安町石榑南 北勢と言えば、私は10年ほど前に桑名に住んでいました。その時は、石は休業中で、鈴鹿は近くでありながら、一度も行ったことがありませんでした。 今日は、桑名の自宅まで帰ってきましたので、暇つぶしに鈴鹿の山へ出掛けました。まずは、宇賀渓の蛍石です。 ![]() 砂山には、蛍石を掘った鉱山があって、現在、ハイキングコースの脇に、坑道が2ヶ所残っています。場所は、登山案内にも、道標にも、ありますから、すぐに分かります。ただ、20分程度の歩きが必要です。 取りあえず、坑道の前まで辿り着くと、付近の道に、砂に混じって、米粒大の緑色の蛍石が、結構落ちています。蛍石の欠片ですから、綺麗な物で、時たま、紫色の蛍石も混ざります。色は、他の産地に較べても、濃色で劣らないようです。これで、我慢できない人は、範囲を拡げて努力すれば、報われることもあるでしょう。私は、蛍石の自形結晶が欲しい所です。出てくれば、また、写真をUPします。 さて、この鉱床ですが、数条のレンズ状のペグマタイト鉱床があったようで、坑道やその跡と思われる所が幾つかありました。坑道から、上へ行くと、道が二つに分かれます。右に取ると、ペグマタイトの露頭があります。もちろん、ここには、蛍石は含まれていませんが、ここでは、こうした鉱床を掘っていたのでしょう。 ![]() 花崗岩地帯へ来ると、どうしても、花崗岩に目が行きます。この露頭は、砂山登山口近くのあります。 ![]() 砂山の山頂まで登りますと、山頂部は、硬い花崗岩で出来ています。 ![]() ▲
by jacktoanne
| 2006-04-28 23:46
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今日も、またまた、花崗岩の登場です。 ![]() ここは、京丹後市の磯砂鉱山近くの、磯砂山山頂です。山頂には、、このように花崗岩の岩があります。すなわち、この山は差別浸食による、「残丘」とも言えるのです。さらに、もっと、大規模であれば、「岩海」に発達するでしょう。 ここの花崗岩は、斑状花崗岩と言われている物です。斑状花崗岩と言えば、故益富寿之助氏が、生前、「どうして出来たか解らない」と不思議がられていた物です。 ![]() 私の知る限り、この辺では、斑状花崗岩は、ここの山頂部にのみに露出しています。しかも、石材になりそうな硬い石も、ここだけです。 ![]() 花崗岩は深成岩であり、地下深くで生成したと考えられてきましたが、最近では、年代測定により、浅所でも生成する可能性が言われ出して来た様です。案外、温度だけではなく、化学的な反応による原因も考える必要がありそうです。斑状花崗岩中の長石の自形結晶の生成も、謎を解く、一つの鍵なのでしょう。 ルーペしか持たない私では、到底、挑戦するには、大きすぎるターゲットです。しかし、何の変哲も無い露頭でも、よく観れば、何かのヒントが潜んでいるかも知れません。 ▲
by jacktoanne
| 2006-04-26 09:17
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2006年4月17日 今日は、室生寺のシャクナゲを見に行きましたが、シャクナゲは、少し早かったようです。しかし、桜は満開でした。桜は、昨日の薄墨桜で満喫していましたので、そこで、早々と入山を諦め、柳生の里へ。 ![]() 柳生の里も、桜が満開でしたが、なぜか観光地は閑散(本当は、理由が分かっていますが)としていました。一応、家老屋敷を見て、一刀石のある天の石立神社へ。 ここは、何年か前にも来たところです。今日、ここへ来てみて、初めて気が付いたのです。これは、小さな岩海であると。 ![]() 私が、岩海に興味を持っているのは、火成岩の成因に迫る事が出来る、一つの道と思っているからに他ありません。岩海は、非常に、示唆に富んだ、非常に面白い物です。 ![]() おそらく、元々、冷却による歪みが有り、周りの土が除去されたために、真っ二つに割れた物でしょう。周りの土が流れ去り、石だけが残れば、いずれ、岩海に発達して行くことでしょう。 ▲
by jacktoanne
| 2006-04-17 16:55
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2006年4月16日 今日は、根尾の薄墨桜の観光です。 ![]() 薄墨桜は、樹齢1500年以上の老木です。全体や景色の写真は、山里のギャラリー 雀庵に掲載予定です。 薄墨桜は、垂れ下がらないように、たくさんの添え木やロープ等で補強されています。普通は、こうすることにより、枝が折れず、木のためになっていると考えるのでしょう。しかし、私は、木にストレスが溜まると思うのです。もちろん、縛り付けることにより、自由が奪われることもありますが、もう一つ重要なことを、忘れています。 それは、繁殖です。薄墨桜の親木の根は、老化により、衰弱して行きます。そこで、枝が垂れ下がることにより、地面に接触、根を下ろし、そこから新たな生命を生もうとしています。人間は、この自然の営みを阻害しているのです。自然には、どんな行動でも、何らかの意味があると思っています。 しだれ桜があります。大抵は、八重咲ですから、種を付けることが困難です。種で繁殖できませんから、薄墨桜と同様、垂れ下がること、つまり、「取り木」で、種の保存を計ろうとしていると考えられます。これは、あくまで、私の考えで、実際、木はどう考えているか解りませんが。 薄墨桜の直ぐ傍にさくら資料館があり、菊花石の展示があります。さすがに、ちょっと、そこらでは見られないような立派な菊花石が並んでいます。撮影禁止とあったので、ここの写真の代わりに、他の菊花石の写真を入れます。 ![]() さくら資料館に展示してある菊花石を見ますと、組成や劈開、結晶形が一定で無いように見受けられます。どうしても、私には、菊花石が、鉱物であるようには見えません。いずれ、成因を解明したいのですが、どうなるでしょうか。 ▲
by jacktoanne
| 2006-04-16 18:55
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さんきん、NHKの番組で面白い物をやっていました。 ひとつは、アロワナが跳ぶ理由です。もう一つが、今日の、温暖化によるアマゾンの砂漠化です。 アロワナが跳ぶのは、雨期のため、川が氾濫しジャングルが水没、餌が獲れなくなり、ジャンプすることにより、空中で捕食するようになったと言うことです。アロワナを始め、肺魚の類は、雨期の時は氾濫原で、乾期の時は川で暮らすことを繰り返していたのでしょう。ところで、氾濫源に取り残された肺魚達は、土中に穴を作り、そこに潜み、次の雨期を待っていたのでしょう。 そして、平均気温が、2~3度も上がると、ジャングルが砂漠化するというのです。 ![]() 数千万年も前でも、ブラジル セアラ州で、こうしたことが起こっていたとすれば、このような化石が生じたと考えたのです。 乾季雨季を繰り返す気候において、肺魚たちは、乾期には土中に潜り、次の雨期に再び水中で生活するというサイクルを繰り返していた。ところが、乾期が長く続き、肺魚は死滅、化石化したと考えれば、このような完全な化石が出来ると考えたのです。 つまり、魚のジュールではなく、肺魚の生痕化石と言うことになるのです。 これは、現地も観ずに考えた、あくまで、私の想像です。しかし、このような完全な化石は、土中に単に埋没して、残ると言うことは、まず、考えられないことなのです。しかも、私は、何かを核として、カルシウムが濃集したというノジュールは、まだ見たことが無いのです。 もし、私の説が正しければ、ノジュールといわれている部分の構成粒子の大きさが、母岩よりも細かいはずです。なぜなら、巣穴に、後から、母岩の間隙を通して、細かい粒子が侵入したからです。ここで、どちらも、粒子の大きさが同じであれば、私の説が間違っています。 ▲
by jacktoanne
| 2006-04-15 21:02
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前回のブログでは、花崗岩の不可解な露頭を取り上げました。 ![]() 丹後には、花崗岩中に、小さなペグマタイト鉱床がたくさんありました。こうした花崗岩や鉱床は、全国にあり、全く、普遍的な物です。 では、花崗岩が、どうして出来たか、ペグマタイトは、どうして出来たかというと、その答えは、無いようです。 菊花石、玄能石、饅頭石などと言った奇石の成因は、成因を調べていくと、わりと簡単に答えが出そうです。しかし、こんなに、普遍的に存在する花崗岩の成因が、良く判明していないのが現状です。だから、私は、花崗岩は、「奇石中の奇石」だと思っているわけです。 昨日の日本経済新聞に、「石綿、塩分使い無害化」という記事が載りました。これは、アスベストセメントに塩(塩化ナトリウムや塩化カルシウム)を含む水溶液を添加して700~800度で加熱という物です。 この記事を見て、閃きました。なぜ、花崗岩にクリストバル石やβ石英を含んでいないことを。 ▲
by jacktoanne
| 2006-04-14 22:16
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磯砂鉱山の近くを散歩していると、道路工事中の花崗岩の露頭に出逢いました。ここは、いつも、自動車で通過する所です。自動車から観ていたら、別に何も感じなかったのですが、歩いていて、始めて、気が付きました。 ![]() ここで、「風化」と言いましたが、もし、これが、本当に風化であるとすれば、当然、節理の周囲から、風化していくはずです。ところが、この硬い節理のある花崗岩は、風化している様子が全くないのです。花崗岩は、風化し易いと言います。しかし、この露頭から考えて、花崗岩は、簡単には風化しないだろうと言うことが解ります。 私も、色々な花崗岩を観て、本当に深成岩なのかと、考えることがしばしばです。玄能石や饅頭石も、確かに珍しい奇石です。しかし、本当に奇石と呼べるのは、何の変哲もない、この「花崗岩」ではないかと思える、今日この頃です。 ▲
by jacktoanne
| 2006-04-08 15:37
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今日は、久しぶりの良い天気です。やっと、私の所にも、春が来たようです。そこで、地質調査に出掛けました。場所は、産地保護のため隠しておきます。 ![]() ![]() しかし、明らかに、ノジュールではありません。中には、多里のノジュールと良く似たものもあります。私は、何らかの生物化石説です。 ところで、この露頭、一つのハンマー傷もありません。こうした露頭は、本当に気持ちの良い物です。もちろん、私も、獲ったのは写真だけです。 ▲
by jacktoanne
| 2006-04-07 10:59
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